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RC造躯体工事

RC造躯体工事

躯体工事

躯体

RC建設のつの強み

  1. 1. 躯体工事の「全工程のトータルプロデュース」が可能。
  2. 2. 各工程ごとに「独自のチェック項目」を設け、品質管理。
  3. 3. 近接・狭小などの「難解な工事」も得意。
  4. 4. 「コンクリートの専門家」として実績豊富。 
  5. 5. 「100を超える協力業者」との信頼関係がある。

対応エリア

提携先躯体工事に関連する
職種(工事協力業者)一覧

墨出し工 足場工事 杭工事 山留め工事 とび工 
土工 防水工 仮設工 鉄筋工 圧接工 溶接工 
型枠工 型枠解体工 土間工 斫り工 左官工 警備員 ポンプ車 クレーン車 機材リース コンクリート材料 
金物材料 コンクリート2次製品 産廃受入れ場 
残土処分場 コンクリート現場試験 
第3者コンクリート材料試験 第3者鉄筋引張試験

総合不動産業(デベロッパー)様がお持ちの
こんなお悩みを解決いたします

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  • 躯体専門で安心して任せられる会社を知らない
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  • 自社では、多くの協力業者を統率した管理が難しい
  • 躯体工事中、現場の細かな部分は丸投げしたい
  • 土木と建築の両方の知識がある業者だと安心

躯体工事全12工程
安心品質
チェック項目

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  1. 01 | 現地調査
  2. 02 | 施工図
  3. 03 | 仮設計画、準備
  4. 04 | 遣り方、地縄張り
  5. 05 | 杭工事
  6. 06 | 根切り図、山留め計画図
  7. 07 | 掘削・砕石地業工事
  8. 08 | 墨出し工事
  9. 09 | 鉄筋工事
  10. 10 | 型枠工事
  11. 11 | コンクリート打設工事
  12. 12 | 足場

現地調査12項目

現地調査は見積りの段階で必ず行います。
実際に足を運び、工事着工から竣工までの各工種ごとの問題点などを洗い出します。
警察署や市役所その他関係各所へ相談に行く必要もございます。
これらの手間を惜み、後に問題が発生するケースが非常に多く注意が必要です。

  • 車両の通行規制(時間帯、車両重量、車高、車幅)
  • 車両、歩行者等の交通量を把握
  • 上空電線、通信線防護が必要か
  • 道路使用許可、通行止め、道路占有、沿道掘削の届出
  • 通行規制解除の相談(所轄警察署)
  • 工事車両が通行する橋梁の設計荷重(役所等)
  • 官民、民々境界ポイントの有無
  • 水道、ガスの引き込み及び排水マス接続状況
  • 隣地不安全の万年塀、CB、支障物の有無
  • 道路、L型破損の状況
  • 車両進入路、クレーン車や生コン打設計画
  • 隣地、近隣への影響の程度と有無

施工図6項目

施工図は工事を進める上で、設計者と実際に工事を行う職人との共通言語となる非常に重要な物です。
できる限り早い段階で施工図を作成し、未確定部分や不明点を設計者と協議し確定図面を作図する必要があります。
このやりとりで数週間かかるケースはざらですが、できるだけ早く施工図を完成させます。
施工図の承認をいただいたら、現場は待ったなしで一斉に動き出します。

  • 意匠図、構造図の不整合等を設計者に確認する
  • 意匠図、構造図に記載されていない詳細な寸法を確定する
  • スリーブ位置、躯体フカし寸法、タイルや塗装などの仕上げ厚さを考慮した躯体寸法を検討し確定する
  • サッシ、MB、ポスト等金物類の開口寸法及びだき寸法を考慮する
  • ドレン位置、防水収まり、水勾配等を考慮する
  • 誘発目地、打ち継ぎ目地、コーナー部の面取りを確定する

仮設計画10項目

建築の施工法はスタートとゴールが同じであっても、途中の経路は無数にあります。その無数のルートの中から、
より良く、早く、安く、安全に施工できる一つのルートを見つけ出すことが、仮設の基本計画の第一ポイントです。
工事概要を速やかに把握し、問題となるポイントを見つけ、解決の方法を整理します。

  • 仮設計画図(足場、クレーン、生コン打設、掘削、荷下ろし)を作成する
  • 実施工程表を作成する
  • 施工計画書(杭工事、土工事、鉄筋工事、圧接工事、杭頭補強工事、型枠工事、コンクリート打設工事)の作成
  • 生コンプラントを選定し、配合計画書を取り寄せる
  • 各工種における施工班、機械、機材、材料の選定と人員を確保する
  • 型枠支保工、足場等設置届を作成し、役所及び労働基準監督署へ提出する
  • 道路使用許可申請を所轄警察署へ提出し、申請料金を支払う
  • 通行禁止道路通行許可申請書を所轄警察署へ提出する
  • 道路占有許可申請を所轄警察及び役所へ提出し、使用料金を支払う
  • 上空電線(東京電力)、通信線(NTT)の防護を依頼する

遣り方・地縄張り9項目

トランシット、光波、レベルを用いて建物の配置を決定するために、柱・壁などの通り芯を設定します。
実際の建築物の位置・高さ・水平の基準となる重要な工程であるため、設計者の立会は必ず行う必要があります。
設計図書とのずれがある場合、必要に応じて微調整を行い、配置を決定します。

  • 基準となる追い出しポイントを設計者と協議する
  • 現地境界ポイントと図面が相違ないか座標測量により測定する
  • 現地に建物位置をポイントし、境界から建物までの離隔を測定する
  • 配置の変更の有無を設計者と協議する
  • 通り芯の逃げを道路等にポイントや墨を打ち、いつでも復旧できるようにしておく
  • 杭工事がある場合は杭芯出しを行う
  • 基準レベルの確認と、隣地地盤高、道路高を測定する
  • 仕上げレベルや設計GLとの兼ね合いが問題無いかどうかチェック
  • 次工程の杭工事や土工事に必要な敷鉄板等を手配する

杭工事6項目

建物の最下部から支持地盤と呼ばれる堅固な地層まで、建物の重さを伝達させるための柱上の構造物を杭と呼びます。
杭が支持地盤に到達していない状態でマンションを竣工し、後に傾き、建て直しになった事例がニュースになりました。
土の中で見えませんが、建物を支え続けている杭は、最も重要な構造物と言っても過言ではありません。

  • 鋼管杭、柱状改良、PHC、現場打ち杭などの中から、設計図書の工法を選定する
  • 支持地盤の傾斜により、設計深さまでの貫入ができない場合、設計者と協議の上対策を講じる
  • 設計者立会によりボーリング調査箇所にできるだけ近い箇所で試験杭を施工する
  • 杭が高止まりした場合は、設計者と協議の上切断等の処置を行う
  • 杭芯の誤差を測定し、補強等が必要かどうか設計者と協議する
  • その他、施工計画書の品質管理基準に適合しているか確認する

根切り図・山留め計画図6項目

掘削工事は独立基礎や地中梁等多くの高低差があり、管理するのは大変です。
間違いに気づかずに捨てコンまで打ってしまうと、大きな手戻りとなってしまいます。
根切り図をあらかじめ作成し、掘削する範囲高さを一目瞭然にしておけばミスがなく、工事が順調に進みます。

  • ボーリング調査報告書より、地盤状況や地下水位の状況を把握して土工事計画に反映する
  • 山留め計画を根切り図面に落とし込む
  • 地盤データ、敷地状況、隣地境界からの離れ寸法などを総合的に考慮し、山留め計画を決定する
  • 山留め計画には、親杭横矢板工法、シートパイル工法、簡易山留め、オープン掘削などの中から選定する
  • 境界からの離れ寸法が少ない場合、山留め自体が躯体断面の欠損となるため、時にミリ単位精度で施工
  • 敷地に余裕のないケースでは、山留めを型枠代わりに埋め殺しにする計画をする

掘削・砕石 地業工事11項目

根切り図を元に、光波、レベル、オートレベル等を用い、位置と高さを精度良く掘削します。
着工前に掘削底の段差等を白線やスプレーで表示しますが、工事の進捗により消えるため、都度位置を出し直す必要がある。
常に掘削範囲が適切かどうか、基礎の断面欠損にならないかどうかチェックをする事が重要です。

  • 親杭横矢板、シートパイル等の山留めが必要な場合はあらかじめ山留め計画図をもとに施工する
  • 根切り工事に伴う山留め壁の変形や、周辺地盤への影響がないか計測し確認する
  • 必要以上に掘削しないよう、根切り深さや範囲を的確に管理する
  • 床掘りが深くなった場合は砕石厚で調整し、土で埋め戻さないこと
  • 地中に支障物や埋設物が出た場合は取り除く
  • 工事の進捗により、重機と搬出車両の位置関係が変わるため、それらの配置計画をあらかじめ行う
  • その日の搬出m3数をあらかじめ決めておき、その量に応じた掘削機械と必要ダンプ数を確保する
  • 道路上での積込となる場合は、警備員の配置を適切に行い、特に第三者への安全を確保する
  • 鎮め物がある場合、このタイミングで建物中央に設置して写真をとる
  • 設計図書に記載されている場合は、防湿シートや打込み断熱材を設置する
  • ポンプ車により、精度良く打設する

墨出し工事6項目

墨出しは建築物を作るための基準となるもので、大きな誤差や間違いがあってはなりません。
トランシットやレベルを用い、精度のよい基準墨・基準レベル、設計図通りの正しい位置出しが要求されます
墨出しは、専門業者または測量士等が作業します。

  • 道路上の逃げ墨等から光波、トランシットにより誤差ゼロの精度で墨出しを行う。
  • 地中梁や壁の躯体幅及びフカし墨を出す。
  • 壁の止まり位置や開口位置も必ず出す。
  • この段階で墨出しの立会を設計者に依頼する。
  • 墨出し完了後、杭芯位置のずれを計測し、直ちに設計者へ報告する。
  • 捨てコンレベルの精度を確認しておく。

鉄筋工事26項目

鉄筋工事は、RC構造物の中で、主として壁、柱、スラブ、梁等の引張部分を担う重要な作業です。
構造図をもとに、施工図と照合し、適切な加工図を作図することから始まります。
標準仕様書に記載されている、各部の収まりや定着、被り厚、補強筋の仕様などを考慮する必要があります。

①杭頭補強

  • 杭頭補強筋を適切な資格者により溶接する
  • 資格者証と本人顔写真を撮影し記録する
  • 溶接に従事する溶接工は指定専門級の資格を有していること
  • 降雨、降雪の場合の作業は行わない、また、風速2m/s以上の場合は防風対策を行う
  • 下地処理、補強筋仮溶接、本溶接ののち外観検査を行い、アンダーカット等の溶接不良の有無をチェックする
  • 脚長λ、溶接長Lを確認する

②圧接

  • 圧接は有資格者により行い、資格者証と本人写真を撮影する
  • 鉄筋ガス圧接には1種から4種までの技量資格が設けられており、鉄筋径に応じた資格者である必要がある
  • 降雨、降雪量の多いとき、強風時の作業は原則行わないこととする
  • 圧接完了時のふくらみ直径は鉄筋径の1.4倍以上で、圧接部のふくらみ長さは鉄筋径の1.1倍以上
  • 圧接面のずれ、偏心量、折れ曲がり、片ふくらみや垂れ下がり、焼割れ等が無いことを確認する
  • 圧接部の検査は、外観検査と抜き取り引張試験による検査とする
  • 圧接の引張試験供試体は直ちに第三者検査機関に持ち込み、試験を依頼する
  • 引張試験速報を設計者に報告する

③組立

  • ミルシートの確認を行い、鋼材のロールマークが指定の工場のものであることを確認する
  • 標準仕様書に基づき、各部材の被りを確認し鉄筋を曲げ加工する
  • 梁貫通スリーブがある場合はリンブレン等の工場制作品をできるだけ採用する
  • ハリ筋ジャッキ等、組立に必要な道具を用意する
  • 地中梁を施工する際、基礎エースの高さをレベルですべて確認する
  • 鉄筋径、ピッチ、壁・スラブの主筋方向、重ね継手、定着長、各箇所被り寸法を細かくチェックする
  • 開口補強筋位置及び開口補強筋をチェックする
  • 結束不足、鉄筋の緩みが無いかチェックする
  • 被り厚確保のため、適切なスペーサーが使用されているか各部位毎にチェックする
  • 打込み断熱材と接する箇所はスペーサーが落ち込まないようプレートを併用する
  • 鉄筋のあきは、呼び名の1.5倍以上、骨材最大寸法(通常は20㎜)の1.25倍以上かつ25㎜以上とする
  • その他、施工計画書の品質管理基準に適合しているか確認する

型枠工事14項目

型枠工事はコンクリートの形をつかさどる、現地作成の金型です。
施工図をもとに、型枠の割り付け図を作成し、工場で加工し現地で取り付けます。
金物、チェーンによる角締めや押引きにより固め、コンクリート打設の荷重に耐えられるよう組み立てます。

  • 型枠は、施工図等に従って工場で加工する
  • コンクリートに打ち込むボックス、スリーブ、埋込み金物等は、施工範囲を明確にする
  • 止水リングの使用箇所を確認する
  • Bセパ、Cセパの使い分けをあらかじめ決めておく
  • 目地棒、誘発目地の寸法と設置箇所のチェックをする
  • 打放し型枠のセパ割り付け指定がある場合はあらかじめ施工図にも反映する
  • 型枠の通り及び立ちを水糸及び下げ振りにより確認する
  • コンクリート打設の振動や重量等により動かないよう、チェーンやサポート等で固定する
  • 天井インサート、室外機ハンガー、足場インサート、タラップ、排水ドレン等の打込み材料を設置する
  • 打込み断熱材をその種類、箇所に設置する
  • 階段や壁スリット等のコンクリート充填が困難と思われる箇所には打設口を設ける
  • 型枠の取外しは、型枠の最小存置期間を経た後、または部位毎に定められた強度を確認したあとに行う
  • 片持梁、ひさし、長大スパンの梁、大型スラブ等の型枠を支持する支柱等は、必要に応じ、存置期間を延長
  • その他、施工計画書の品質管理基準に適合しているか確認する

コンクリート 打設工事32項目

工事関係者全員が打設日を目標にして動くため、コンクリート打設工事は現場における最も重要なイベントです。
関わる多くの職人や生コンプラントが力を合わせる、待ったなしの一発勝負です。
一方では、コンクリート打設に際して、考慮すべき点が多岐にわたるため、関係者の熟練度と施工計画が重要となります。

  • 土工、土間工、型枠合番、電気設備合番、ポンプ車の人員計画を施工計画書通り行う
  • 施工計画は人員のほか、ポンプ車の大きさ、生コン車の大きさと2台付け可能かどうかも検討する
  • 打設数量や階数等により、スクイーズ式かピストン式を選定する
  • 納入数量が100m3程度となる場合は、出荷調整要員を1名配置する
  • 基本、昼休憩を挟まないようプラントと調整する
  • 当日の天候が崩れる予報の場合は設計者とその対応を協議する
  • 打設予定数量をあらかじめ図面より拾い出す
  • 打設時刻の1時間前迄に生コンプラントに連絡し、到着時間と時間あたり納入量、待ち時間等を伝える
  • 階段等やパラペット等の吹き出しがある場合は、スランプ許容値の中で固めを依頼する
  • 充填が困難と思われる箇所や締固めが難しい部分は、スランプ許容値の中で柔らかめを依頼する
  • 場合によりコンクリートレオパックを用意しておく
  • バイブレータは電力を大量に使用するので、必要な仮設電気容量を確保する
  • 高周波バイブレーターφ40、φ30、のほか、マルチバイブレーターや、壁バイブ等を用意する
  • コンクリートへの加水は絶対に行わない
  • 同じ建物でも、設計基準強度が部位ごとに変わるため、予め配合計画書と設計図書の確認を行う
  • 配合は、設計基準強度、スランプ、空気量、水セメント比の最大値等は特にチェックする
  • 季節の変わり目で、配合の温度補正値(S値)が変わるため、打設日程が変更になる際は特に注意を払う
  • 型枠内の清掃、ゴミ拾いを行う
  • 生コン車到着後、納入伝票のチェックをする(強度、スランプ、単位水量、JIS規格、S値等)
  • 現場試験を行いスランプ、空気量、塩化物濃度を測定する
  • 強度試験の供試体は1週、4週(公的機関)のほか、型枠解体用供試体を必要に応じ採取する
  • 合格であれば生コン打設を開始する
  • 先送りモルタルは躯体内部に入れず、舟や袋に入れる
  • 予め、打設手順を各職長と打合せを行い、意思統一を図る
  • 吹き出し、階段等時間をかけて打設する必要がある部位を先行して打設する
  • コンクリート輸送管1系統につき、棒形振動機2台以上を配置し、振動機要員、たたき締め要員、型枠工を配置
  • 打設中、型枠の緩みや倒れ等が無いよう、合番型枠大工が主体的にチェックを行う
  • 打設完了後、部位に応じて金鏝押さえや一回押さえを行う
  • 押さえが日没になる場合は照明設備もあらかじめ用意する
  • 万一、型枠脱型後、欠陥部があった場合は、補修の必要性の有無を判断し、程度に応じて適切な補修を行う
  • ジャンカや不具合箇所は、無収縮モルタルの注入やポリマーセメントモルタルにより、適切に処置する
  • その他、施工計画書の品質管理基準に適合しているか確認する

足場9項目

足場の種類は、単管足場、枠組足場、クサビ式足場、手摺り先行型足場などがあり、
設置の高さやスペースなどを考慮し、仮設計画により決定します。
建設業界においては、足場からの転落事故が未だに後を絶ちません。まずは安全な足場であることが最も重要です。

  • 現場にあった足場を選定する。
  • 足場の組立施工図を作成し、使用材料一覧を作る。
  • 躯体からの離れ250㎜を標準とする。
  • ベース金物の使用、敷板、敷角の設置、根がらみ取付により、建地脚部の活動、沈下を防止する。
  • 転落防止措置として、高さ85cm以上の手すりを設置する。
  • 架空電線に近接しているときの処置は、離隔距離の確保や絶縁防具の設置を行う。
  • 落下防止対策として、幅木(高さ10cm以上)、朝顔、メッシュシート又は、防網等を設置する。
  • 労働基準監督署への届け出に則った施工とする。
  • 労働安全衛生規則に則り、十分な点検を行う。